▽爆発とその後の火災で少なくとも15人が死亡、67人が負傷し、うち40人が意識不明の重体とのこと。
イエメン中部バイダ州のガソリンスタンドで爆発があり、少なくとも15人が死亡した。フーシ派が12日、明らかにした。
それによると、爆発はバイダ州中心部の地区で11日に発生。爆発とその後の火災で少なくとも15人が死亡、67人が負傷し、うち40人が意識不明の重体とのこと。
フーシ派当局は救助隊が行方不明者の捜索にあたっていると述べた。爆発の原因は明らかになっていない。
ソーシャルメディアで共有された動画には黒焦げになった複数の車が映っていた。
バイダ州はフーシ派の支配下になる。
フーシ派は2014年、政府を亡命に追い込み、米国の支援を受けるサウジ連合軍との全面戦争を開始した。
その後、UAE(アラブ首長国連邦)の支援を受ける反体制派が南部アデンの大部分を掌握。この地域を巡る紛争はこの数年落ち着いている。
この内戦は世界最悪の人道危機に発展。これまでに15~16万人が死亡、数千万人が飢餓に直面している。