イラン最大の石油精製所で火事、1人死亡=国営メディア
火事はアバダン製油所の修理中のユニットで19日に発生。作業員1人が死亡したという。
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イラン南西部フゼスタン州アバダンの精製所で火災が発生し、1人が死亡した。国営イラン通信(IRNA)が20日に報じた。
それによると、火事はアバダン製油所の修理中のユニットで19日に発生。作業員1人が死亡したという。
IRNAは当局者の話しとして、「消防が約2時間で火を消しとめ、操業に影響は出なかった」と伝えている。
別のメディアは複数人が負傷し、病院に搬送されたと報じたが、それ以上の情報はない。
アバダン精製所は首都テヘランから約670キロメートル離れた場所に位置し、1912年に操業を開始。同国最大の精製所で、国内の燃料の約25%を生産し、日量520万バレルの原油を精製している。
イランは世界有数の石油生産国だが、西側諸国の制裁により輸出を制限されている。