◎爆発の原因は明らかになっておらず、消防と警察が調べている。
トルコ、北西部コジャエリ県イズミットの製油所(Getty Images)

トルコ北西部コジャエリ県の製油所で爆発があり、少なくとも12人の従業員が軽傷を負った。当局が5日、明らかにした。

それによると、現場はコジャエリ県イズミットの湾沿いにある製油所。コンプレッサーのメンテナンス作業中に爆発が起きたという。

この製油所を運営するトルコ石油精製所(TUPRAS)は声明で、「同社の緊急対応チームが消火にあたり、炎はまもなく鎮火した」と述べた。

この爆発により従業員12人が軽傷を負い、近くの病院に搬送された。

爆発の原因は明らかになっておらず、消防と警察が調べている。

TUPRASは声明の中で、「事故が発生したユニットは停止中。製油所の他の業務は通常通り継続している」と述べた。

コジャエリ県の知事は地元テレビ局のインタビューで、「爆発は訓練中に発生したと連絡を受けている」と語った。

SNSで共有された動画には湾沿いの製油所から煙が立ち上る様子が映っていた。イズミットはイスタンブールの東方約100キロに位置する。

イスタンブール証券取引所は5日、TUPRASが事故の詳細を説明するまでの間、同社の株取引を停止すると発表した。

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