▽コンテナを保管するエリアで火災が発生し、消防による消火活動中に大きな爆発が起きたという。

イラン・テヘラン東部の軍事施設でコンテナが爆発し、軍関係者1人が死亡、消防隊員10人が負傷した。国営イラン通信(IRNA)が6日に報じた。
それによると、コンテナを保管するエリアで火災が発生し、消防による消火活動中に大きな爆発が起きたという。
IRNAは軍関係者の話しとして、「1人が死亡、消防隊員4人が病院に搬送され、6人が現場で手当てを受けた」と伝えている。
火災と爆発の原因については詳しく報じていない。
テヘラン消防局の報道官はIRNAの取材に対し、「火災は6日の午後1時半ごろに発生し、50平方メートルが焼けた」と語った。
テヘランの東側一帯には革命防衛隊(IRGC)の司令部やその他軍事拠点があり、人口密度の高い住宅地の近くに位置している。
IRNAは昨年10月、テヘラン東部の基地で爆発があったと伝え、その後、その音は防空システムによるものだと報じた。
これはイスラエルに対するイランのミサイル攻撃への報復とされる。イスラエル軍はイランの複数の軍事施設を空爆したとされるが、被害の程度は明らかになっていない。