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▽現場は北部アレッポ郊外。住民が持ち込んだとみられる不発弾が爆発し、子供1人、女性2人、男性1人が死亡した。
2023年7月14日/トルコのシリア国境付近、WFPの援助物資を積んだトラック(Mahmoud Hassano/ロイター通信)

シリア北西部の住宅で不発弾が爆発し、子供1人を含む4人が死亡した。救助ボランティア団体「ホワイト・ヘルメット(シリア民間防衛隊)」が20日、明らかにした。

それによると、現場は北部アレッポ郊外。住民が持ち込んだとみられる不発弾が爆発し、子供1人、女性2人、男性1人が死亡したという。

この爆発で住宅は全壊。ホワイト・ヘルメットが遺体を収容した。

同団体は声明で、「瓦礫の下にさらに犠牲者がいるかどうかを確認するため、捜索を続けている」と述べた。

シリアでは2011年3月に内戦が始まって以来、何千もの地雷、IED(即席爆発装置)、その他不発弾によって多数の死傷者が出ている。

アサド(Bashar Assad)前大統領は24年12月、タハリール・アルシャーム機構(HTS)率いる反体制派による電光石火の攻勢に対応できず、ロシアに逃亡。これにより、50年にわたるアサド一族の独裁に終止符が打たれた。

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