アフガニスタン首都の中国系レストランで爆発、7人死亡
爆発の原因は明らかになっておらず、タリバン当局が調査を進めている。
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アフガニスタン・カブール中心部のレストランで19日、爆発が発生し、少なくとも7人が死亡、十数人が負傷した。地元警察が明らかにした。爆発の原因は明らかになっておらず、タリバン当局が調査を進めている。
爆発が起きたのはカブール中心部の地区にある中国系のレストランで、地元警察の広報担当はこの店について、アフガン人と中国人の夫婦が共同経営していると説明した。爆発は午後に厨房付近で起きたとされる。
警察によると、死亡したのは中国国籍の1人とアフガン人6人で、負傷者の中には女性や子供も含まれている。死傷者の詳しい身元や国籍については確認作業が進行中であり、負傷者の数は増える可能性があるとしている。
現場近くにはイタリアの医療支援団体EMERGENCY(エマージェンシー)が運営する医療センターがあり、爆発後、20人以上の負傷者が搬送された。同団体のアフガン駐在ディレクターはX(旧ツイッター)に声明を投稿し、「負傷者の一部は手術が必要な状態にある」と述べた。
タリバン暫定政権の報道官もこの爆発で多数の死傷者が出たことを確認。警察が捜査を進めているとした。中国中央テレビ(CCTV)は当局者の話しとして、「2人の中国人が重傷を負い、中国籍の警備員が亡くなった」と伝えている。
SNSで共有された動画には、爆発後に煙や粉じんが立ち込める中、通行人が建物の前に集まる様子が映っていた。地元テレビ局が放送した映像では、混乱する通りと破片が散乱した様子が確認された。
この地区は商業施設やオフィスが立ち並ぶ繁華街で、外国人や地元住民が行き交う場所として知られている。アフガンでは2021年の政変と米軍撤退以降、タリバンが政権を掌握しているものの、国内では断続的に爆発事件や武装集団による攻撃が発生している。特にイスラム国(ISIS)」系の武装勢力はタリバン政権下でも活動を続けており、時折都市部でテロを引き起こしている。こうした背景から治安当局は、今回の爆発についても関連性の有無を慎重に調べている。
当局は現場周辺の安全確保と原因究明を進めるとともに、犠牲者の家族支援や負傷者の治療に全力を挙げるとしている。
