トルコ西部でM6.1の地震、22人負傷、建物3棟倒壊
トルコは2つの主要な断層線が交差し、大きな地震が定期的に発生している。
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トルコ西部バリケシルで27日、マグニチュード6.1の地震が発生し、少なくとも3棟の建物が倒壊した。現時点で死者の情報はない。
米地質調査所(USGS)によると、地震は現地時間22時48分に発生。震源地はバルケシル県近郊、震源の深さは6キロ。津波は発生しなかった。
この地震は複数の余震を伴い、近隣の県やイスタンブールでも揺れが感じられた。
イェルリカヤ(Ali Yerlikaya)内相は28日、X(旧ツイッター)への投稿で、「過去の地震で損傷していた少なくとも3棟の空き家と2階建て店舗が倒壊した」と明らかにした。
バルケシル県知事も声明を出し、「地震でパニックになり、転倒するなどして計22人が負傷した」と述べた。
トルコは2つの主要な断層線が交差し、大きな地震が定期的に発生している。
イスタンブール近郊で4月末に発生したM6.2の地震では200人以上が負傷した。
23年2月6日に南部のシリア国境付近で発生したM7.8の地震ではトルコで5万3000人以上、シリアでは6000人以上が死亡した。
