イラク議会選挙、スダニ首相率いる与党が勝利、連立協議へ
選挙管理委員会によると、スダニ氏の政党の得票率は約12%。クルド系政党が2位となった。
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イラクで11月11日に行われた国民議会選挙(一院制、定数329)について、地元メディアは12日、スダニ(Mohammed al-Sudani)首相率いる連立政権が勝利したと報じた。
選挙管理委員会によると、スダニ氏の政党の得票率は約12%。クルド系政党が2位となった。
複数の地元メディアがスダニ氏の再選確実と報じている。
国民議会の定数は329議席。任期は4年。議員は全国を複数の選挙区に分けて比例代表制によって選出され、一定数の議席は女性や少数派(クルド人やキリスト教徒など)に割り当てられている点が特徴である。
過去の民主的な選挙で過半数を獲得した政党はない。
連立協議には数カ月かかる可能性がある。
スダニ氏は選挙期間中、過去の不安定な状況から脱したことをアピールした。
選管によると、投票率は56.11%(速報値)であった。
