◎乗客184人と乗員6人にケガはなかった。
米航空宇宙機器大手ボーイングの旅客機(Getty Images)

トルコ南部アランヤの空港に着陸したボーイング737型機のタイヤが破裂したものの、乗客乗員190人にケガはなかった。トルコ運輸省が9日、明らかにした。

それによると、事故を起こしたのは南部のリゾート都市アンタルヤに本社を置くコレンドン航空のボーイング737-800型機。アランヤ近郊の空港に着陸後、滑走路上でタイヤが破裂したという。

同機は安全に停止。乗客184人と乗員6人にケガはなかった。ドイツ・ケルンからのフライトであった。

同社は機首が滑走路に接触したという地元メディアの報道を否定。運輸省はフロントギアで損傷が確認されたと発表しているが、詳細は明らかにしていない。

滑走路に異常はみられず、同機を撤去する間、その他の便は近くのアンタルヤ空港に迂回させられた。

トルコの空港で事故が発生したのはこの1週間で2回目だ。

米物流大手フェデックスの航空貨物子会社フェデックス・エクスプレスのボーイング767貨物機は8日、フロントランディングギアが故障し、イスタンブール空港に緊急着陸。ケガをした人はいなかった。

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