◎崩落の原因は明らかになっておらず、タリバン当局が調べている。
アフガニスタン北部サマンガン州の鉱山で崩落事故があり、22人が救助された。地元当局が15日、明らかにした。
それによると、事故は14日遅くに発生。サマンガン州政府は32人が坑内に取り残されている可能性があると述べていた。
サマンガン州知事は15日、鉱山の入り口を塞いだ瓦礫を取り除き、22人を救助したと明らかにした。
また知事は坑内に取り残されている人はおらず、死者は出なかったと述べた。
崩落の原因は明らかになっておらず、タリバン当局が調べている。
SNSで共有された動画には瓦礫を撤去する重機や、懐中電灯を照らしながら薄暗い坑道を進む人々の姿が映っていた。
一部の地元住民は銃を持ったタリバンの戦闘員が救助作業を主導していることに懸念を示していた。
カタールの衛星テレビ局アルジャジーラはこの鉱山をよく知る当局者の話しとして、「坑内にガスが充満したかは、何らかの衝撃で壁面の一部が崩れたとみられる」と伝えている。
州政府は当初、閉じ込められた人々が生存している可能性は低いという見方を示していた。
救助された22人の容体は明らかになっていない。