◎アフガンでは2021年8月の政変以来、ISIS系組織のひとつであるIS-K(イスラム国ホラサン)によるテロ攻撃が相次いでいる。
アフガニスタン、北東部バダフシャン州(Getty Images)

アフガニスタンの地元当局は6日、北東部バダフシャン州で自動車爆弾テロが発生し、副知事とその運転手が死亡、10人が負傷したと明らかにした。

それによると、副知事を乗せた車は州都ファイザバードの中心部で爆発に巻き込まれたという。

犯行声明を出した組織は確認されていないようだ。

同州のタリバン報道官は声明で、「副知事は自動車爆弾攻撃で負傷し、市内の病院で手当てを受けたものの、まもなく死亡した」と述べている。

負傷した10人の容体は明らかになっていない。

同州では昨年末にも同種のテロ攻撃で出勤途中の警察署長が殺害されている。この事件について、イスラム国(ISIS)系組織のひとつであるIS-K(イスラム国ホラサン)が犯行声明を出している。

アフガンでは2021年8月の政変以来、IS-Kよるテロ攻撃が相次いでいる。この組織はシーア派の少数民族だけでなくタリバンにも攻撃を仕掛けており、多くの市民が自爆テロや襲撃に巻き込まれて死亡した。

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