◎近くの病院に搬送された21人のうち10人は7歳から13歳の学生だった。
現地メディアによると、5月3日にアフガニスタン西部の学校近くで爆弾が爆発し、少なくとも21人が負傷したという。
ファラー州のアブドゥル・ジャバル・シャヒク保健局長は声明で、「負傷者の多くが学生だった」と述べた。「近くの病院に搬送された21人のうち10人は7歳から13歳の学生でした。また、21人のうち3人は危険な状態と報告を受けています。この3人が学生かどうかはまだ分かっていません...」
この地域で活動するタリバンを含むイスラムジハード組織は犯行声明を発表していない。
爆発は米軍のアフガニスタン撤退任務開始から2日後に発生した。ジョー・バイデン大統領は2001年の同時多発テロから20年にあたる今年の9月11日までに、アフガンに駐留している推定2,500~3,500人の米兵を完全撤退させると先日の声明で発表した。
アフガニスタンの国防省によると、タリバンの戦闘員は5月1日~3日の間に国内の20州以上で少なくとも300件の攻撃に関与したという。
タミン・エイシー元国防大臣はABCニュースのインタビューの中で、「タリバンは変わっておらず、米軍とNATO軍を失ったアフガン政府は暴力に直面する」と警告した。「戦闘員たちのイデオロギーは何も変わっていません。彼らはアフガン戦争を聖戦と信じており、米軍、NATO軍、そしてアフガン政府の当局者を皆殺しにするまで戦い続けるでしょう」
AP通信とCNNニュースによると、マーク・ミリー統合参謀本部議長は2日のインタビューで、「アフガン軍と警察の当局者はよく訓練されている」と述べたという。「アフガニスタン政府はタリバンのあらゆる種類の攻撃に強力に対応できます。彼らは長年の経験を活かし、過激派グループを厳しく取り締まるでしょう...」
タリバンはバイデン大統領の撤退宣言以来、アフガニスタン政府への攻勢を強めており、先日、東部ロガール州のプリアラムのゲストハウスを狙った自爆テロでは21人が死亡し、90人が重軽傷を負った。この攻撃の犠牲者の大半は高校生だった。