イエメン・フーシ派が国連職員9人拘束、国連報道官が発表
フーシ派は国連がイスラエルのスパイ活動を黙認していると主張している。
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国連のデュジャリック(Stephane Dujarric)報道官は6日、イエメンの親イラン武装組織フーシ派が国連職員9人を新たに拘束したと発表した。
これにより、2021年以降に恣意的に拘束された国連職員の総数は53人となった。
デュジャリック氏は声明で「国連事務総長は職員や協力機関関係者に対する継続的な恣意的拘束、ならびにフーシ派が支配する地域における国連施設・資産の不法接収を強く非難する」と述べた。
デュジャリック氏は9人が拘束された時期や状況については説明しなかった。
イスラエル軍は8月28日、イエメンの首都サヌアを空爆。フーシ政権の首相であるラハウィ(Ahmad Ghaleb al-Rahwi)氏ら幹部12人を殺害した。
フーシ派はこの空爆から3日後、サヌアの国連事務所を襲撃し、少なくとも18人の国連職員を拘束した。
フーシ派は国連がイスラエルのスパイ活動を黙認していると主張している。