▽ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は24日午前の時点で5万82人、負傷者は11万3408人となっている。
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イスラエル軍が24日、パレスチナ・ガザ地区の北部や南部を空爆し、過去24時間で少なくとも65人が死亡、数百人が負傷した。保健当局が明らかにした。
それによると、北部への空爆でカタールの衛星テレビ局アルジャジーラのジャーナリストが死亡。別の空爆でパレスチナ人記者1人が死亡したという。
イスラエル軍は前日の空爆でイスラム組織ハマスの幹部イスマイル・バルフーム(Ismail Barhoum)氏を殺害。さらに別の空爆でもうひとりの幹部サラー・アル・バルダウィル(Salah al-Bardawil)氏も殺害した。
ガザ紛争におけるパレスチナ側の死者は24日午前の時点で5万82人、負傷者は11万3408人となっている。
多くのボランティアが行方不明者を捜索している。建物の倒壊に巻き込まれるなどして行方不明になった市民は1万~1万4000人と推定されている。
一方、レバノンの国営メディアは25日、イスラエル軍が24日遅くに南部地域を空爆し、少なくとも1人が死亡したと報じた。
それによると、イスラエル軍のドローンが爆弾を投下し、車両に命中したという。
レバノン政府は現在、イスラエル軍の空爆で大打撃を受けた南部地域の再建や南部国境沿いの治安維持に奔走している。イスラエルと親イラン組織ヒズボラの停戦協定は24年11月末に発効した。
イスラエル軍は22日、停戦発効以来初めて、ヒズボラがイスラエル領内に向けてロケット弾を発射したことを受け、空爆を再開。南部で少なくとも8人が死亡した。
アルジャジーラによると、このロケット弾はレバノン南部国境に近いイスラエル北部の集落に向けて発射されたとみられる。
イスラエル政府はハマスがトランプ米政権のウィトコフ(Steve Witkoff)中東担当特使が提示した人質解放案を拒否したと非難、攻撃を正当化している。
一方、ハマスの幹部はイスラエル軍が地上侵攻を再開したにもかかわらず、「停戦交渉の扉は閉ざされていない」と強調。「署名済みの停戦合意が存在する以上、新たな合意は必要ない」と主張している。
イスラエルは2週間ほど前にガザ国境を封鎖。停戦延長と人質の解放を求める米国の提案をハマスが受け入れない場合、「地獄を見せる」と警告してきた。
ガザ国境はそれ以来、封鎖されており、物資の搬入は完全に滞っている。
ハマスはイスラエルに対し、ガザ停戦を第2段階に移行するよう求めている。
イスラエル政府は停戦第1段階を4月20日まで延長するという米国の提案を支持。ハマスに人質を解放するよう圧力をかけてきた。
ガザには59人の捕虜が残っており、そのうち24人はまだ生きているとみられる。
双方は仲介国を通じていくつかの要求を提示している。
第2段階の交渉では▽イスラエル軍がガザ地区から完全に撤退すること▽パレスチナ人受刑者を解放する代わりに残りの人質を解放すること▽すべての軍事作戦と敵対行為を永久に停止することなどが協議される予定であった。
ハマスはウィトコフ氏が提示した案を受け入れるか検討しているとみられる。
ウィトコフ氏は先月、停戦第1段階を4月20日まで延長し、▽ハマスが最初の日に人質の半分を解放▽残りの人質は恒久的な停戦について合意に達したときに解放すると提案していた。