イエメン南西部の住宅地で爆発、子供5人死亡=報道

親イラン武装組織フーシ派系のアル・マシラTVは旧南イエメン政府と連携する民兵組織が砲撃したと伝えているが、詳細は不明だ。
中東イエメン、首都サヌア郊外、サウジ連合軍の空爆を受けた建物(AP通信)

イエメン南西部の住宅地で爆発があり、サッカーをしていた子供少なくとも5人が死亡した。現地メディアが12日に報じた。

それによると、爆発はタイズ州近郊の住宅地で11日夜に発生したという。

親イラン武装組織フーシ派系のアル・マシラTVは旧南イエメン政府と連携する民兵組織が砲撃したと伝えているが、詳細は不明だ。

AP通信は目撃者の話しとして、「子供たちがサッカーをしていた広場で大きな爆発が起きた」と伝えている。

それによると、少なくとも3人が近くの病院に搬送され、手当てを受けているという。

国連児童機関(ユニセフ)のイエメン支部報道官はAPの取材に対し、「タイズ州の住宅地で爆発があったと報告を受けているが、現時点でそれ以上の情報はない」と語った。

サウジアラビアにあるイエメン大統領指導評議会はコメントを出していない。

イエメン内戦は世界最悪と呼ばれる人道危機を引き起こし、死者数は15~16万人と推定され、数百万人の子供を含む1000~2000万人が飢餓に直面している。

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