◎この2人はイズミルの港に停泊中のUSSワスプの乗組員で、トルコ青年連合(TGB)という学生グループに取り囲まれ、暴行を受けた。
2024年9月2日/トルコ、西部イズミル、米海軍の強襲揚陸艦ワスプを見る男性(AP通信)

トルコ西部イズミルで2人の米軍兵士が学生グループに暴行を受けた。在トルコ・米国大使館が2日、明らかにした。

それによると、この2人はイズミルの港に停泊中のUSSワスプの乗組員で、トルコ青年連合(TGB)という学生グループに取り囲まれ、暴行を受けたという。

米国大使館はX(旧ツイッター)に声明を投稿。「USSワスプの乗組員である2人の無事を確認した。トルコの捜査当局に感謝する」と書き込んだ。

イズミル県知事はXに、「TGBのメンバーである女性2人と男性13人が私服姿の米軍関係者2人を攻撃した」と投稿した。

それによると、これを目撃した別の米軍兵士5人が仲裁に入ったという。

その後、警察がTGBのメンバー15人の身柄を拘束した。

TGBは反米・反帝国主義の立場をとる全国的な青年・学生団体であり、民族主義政党である祖国党とつながっている。

米国防総省によると、USSワスプは1日にイズミルに到着したという。

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