◎コロナ禍史上最高の週末オープニング興収を記録した。
◎シリーズ第3弾の製作決定。
バラエティによると、12月25日に全米デビューした映画「ワンダーウーマン1984」は驚くほど堅調なスタートを切ったという。
同作は12月25~27日の3日間で約1,670万ドルを稼ぎ、コロナ禍史上最高の週末オープニング興収を記録した。
また、全米公開と同時にストリーミングサービス「HBOmax」での配信も始まり、ワーナーメディアは「加入者のほぼ半数が同作を視聴した」と述べた。
ワーナーメディアによると、12月25日の総視聴時間は通常の3倍以上だったという。
同作は12月中旬に海外デビューし、海外での興収は12月28日時点で約6,830万ドルに達した。
作品名 | 興行収入 | |
1 | ワンダーウーマン1984 (Wonder Woman 1984) | 1,670万ドル |
2 | ニュース・オブ・ザ・ワールド (News of the World) | 225万ドル |
3 | クルードさんちのはじめての冒険2 (The Croods: A New Age) | 175万ドル |
4 | モンスターハンター (Monster Hunter) | 112万ドル |
5 | プロミシング・ヤング・ウーマン (Promising Young Woman) | 72万ドル |
6 | ファタール (Fatale) | 66万ドル |
7 | ピノキオ (Pinocchio) | 27万ドル |
8 | エルフ (Elf) | 12万ドル |
9 | ナショナルランプーン・クリスマスバケーション (National Lampoon's Christmas Vacation) | 9万ドル |
10 | ザ・ウォー・ウィズ・グランパ (The War with Grandpa) | 9万ドル |
ワーナーメディアは27日の声明の中で、シリーズ第3弾の準備を早急に進めると発表した。
ワーナー・ブラザースのトビー・エメリッヒ会長は、「パティ・ジェンキンスとガル・ガドットは劇場3部作を締めくくるために戻ってくる」と述べた。
トビー・エメリッヒ会長:
「世界中のファンがダイアナ・プリンスを受け入れたことで、ワンダーウーマン1984は強力なオープニング興収を達成できた。彼女の物語は続く。私たちはジェンキンスとガドットが戻ってくることに興奮している」
現在、全米の映画館は約39%しか稼働しておらず、世界最大のロサンゼルスとニューヨーク市場は閉鎖されている。
全米の主要メディアは、厳しい条件(低稼働、入場者制限)にも関わらず想定以上の興収を記録したと同作の奮闘を称えている。
ワンダーウーマン(前作) | ワンダーウーマン1984 | |
制作費 | 1.5億ドル | 2億ドル |
上映時間 | 141分 | 151分 |
北米初週 | 1億ドル | 0.17億ドル |
北米累計 | 4.1億ドル | 0.17億ドル |
北米以外 | 4.1億ドル | 0.68億ドル |
世界興収 | 8.2億ドル | 0.85億ドル |
作品名:ワンダーウーマン1984
製作:DCフィルムズ他
配給:ワーナー・ブラザーズ
監督:パティ・ジェンキンス
脚本:パティ・ジェンキンス他
上映時間:151分
日本公開:12月18日
全米公開:12月25日
出演/役名
ガル・ガドット/ダイアナ・プリンス
クリス・パイン/スティーブ・トレバー
クリステン・ウィグ/バーバラ・ミネルヴァ
ペドロ・パスカル/マクスウェル・“マックス”・ロード
ロビン・ライト/アンティオペ将軍
コニー・ニールセン/ヒッポリタ女王