◎HBOの大人気ドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ(SATC)」でキャリー・ブラッドショーの親友スタンフォード・ブラッチを演じたウィリー・ガーソン氏が亡くなった。
米主要メディアによると、HBOの大人気ドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ(SATC)」でキャリー・ブラッドショーの親友スタンフォード・ブラッチを演じたウィリー・ガーソン氏が亡くなったという。57歳だった。
ガーソン氏の息子であるネイサン・ガーソン氏はインスタグラムに、「私はあなたをとても誇りに思っています」と投稿した。「あなたは私が知っている中で最もタフでおかしな、そして最も賢い人でした...」
ガーソン氏の死因は明らかにされていない。
ガーソン氏は世界中で大ヒットし、今でも多くの熱狂的なファンを持つSATCの主人公キャリーの親友スタンフォードを演じ、2008年と2010年に公開された劇場版SATCに出演し、今年の秋にHBO Maxで配信される予定の新スピンオフ「And Just Like That...(邦題未定)」の撮影にも参加していた。
ガーソン氏はニュージャージー州出身。学生時代に演劇を学び、イエール・スクール・オブ・ドラマ(イエール大学の専門大学院のひとつ)で美術の修士号を取得した。
その後、1980年代にファミリータイズやチアーズなどの人気テレビシリーズに出演し、1990年代にはX-ファイル、ボーイ・ミーツ・ワールド、フレンズなどの大ヒットドラマで役を演じた。
1998年にスタートしたSATCでは全シーズンに出演し、ドラマの終了から4年後に公開された映画でもスタンフォードを演じた。
SATCでミランダ・ホッブスを演じたシンシア・ニクソン氏は、「彼は画面上で、そして実際の生活の中でも際限なく面白かった」とツイートした。「私たちは彼を愛し、彼と一緒に働くことを愛していました...」
サマンサ・ジョーンズを演じたキム・キャトラル氏はガーソン氏の死を「家族の喪失」と表現し、哀悼の意を表した。
スタンフォードの夫を演じたマリオ・カントーネ氏は、「これほど素晴らしいテレビパートナーはいない」とツイートした。「私は荒廃しており、悲しみに圧倒されています...」
SATCの製作総指揮を務めるマイケル・パトリック・キング氏は死因には触れず、「ガーソン氏は病気の時も働いていた」と述べた。
ガーソン氏は養子縁組を支援する機関の擁護者であり、2009年にネイサン氏を養子に迎えた。