◎セックス・アンド・ザ・シティに欠かすことのできないメインキャストのひとり、サマンサ・ジョーンズを演じたキム・キャトラル氏は出演しないと伝えられている。
報道によると、ドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」の復活が正式に決まったという。
同作のメインキャスト、サラ・ジェシカ・パーカー氏、シンシア・ニクソン氏、そしてクリスティン・デイビス氏は1月10日にソーシャルメディアに動画を投稿し、昨年12月末に報じられたニュースが事実であることを認めた。
HBOmax制作の新シリーズは、全10エピソードと伝えられている。
なお、同作に欠かすことのできないもうひとりのメインキャスト、サマンサ・ジョーンズを演じたキム・キャトラル氏は戻ってこないという。
キャトラル氏はオリジナルの全6シーズンでサマンサ・ジョーンズを演じ、映画シリーズにも出演した。
キャトラル氏は同作の新シリーズ制作が噂になった際、「サマンサを再演することはない」と述べていた。
HBOmaxが「サマンサのいないエピソード」を作るのか、もしくは「リキャストする」のかは明らかにされていない。
セックス・アンド・ザ・シティは1998年から2004年にかけてケーブルテレビ局HBOで放映されたコメディドラマである。
ニューヨークに住む独身女性4人の破天荒な生き方を描いた同作は、放送公開直後から爆発的なヒットを記録し、エミー賞を7回受賞した。またゴールデン・グローブ賞でも24回ノミネートを果たし、8回受賞している。
ドラマシリーズ終了後、2008年と2010年に映画を、2013年には「マンハッタンに恋をして~キャリーの日記~」を2シーズン放映した。
物語の主要人物はキャリー・ブラッドショー(パーカー氏)、サマンサ・ジョーンズ(キャトラル氏)、ミランダ・ホッブズ(ニクソン氏)、シャーロット・ヨーク(デイビス氏)の4人。
新シリーズはキャリー、ミランダ、シャーロットが50代の複雑な人生と友情の旅をナビゲートすると伝えられており、2021年春頃からニューヨークで制作を開始する予定だという。
パーカー氏はインスタグラムに、「疑問に思いました...彼女たちはどこにいますか?」と書いている。
HBOmaxのサラ・オーブリー氏は声明で、「私は登場人物たちと一緒に育ちました。彼らを定義したニューヨークで、新しい章がどのように進化していくのか、待ちきれません」と述べた。
サマンサを再演しないと述べたキャトラル氏は以前、「もし別の4人目の女性が登場するとしたら、今回は有色の女性になるだろうと聞いた。それはとても素晴らしいことだと思う」と語っている。