◎リアリティスターのキム・カーダシアン氏は自分の法律事務所の開設を目指しており、資格の取得に向け猛勉強中だという。
2020年2月9日/カリフォルニア州ビバリーヒルズ、キム・カーダシアン氏とラッパーのカニエ・ウェスト氏(Evan Agostini/Invision/AP通信)

アメリカを代表するリアリティスターのキム・カーダシアン氏は、最終回を迎えたリアリティ番組「カーダシアン家のお騒がせセレブライフ (原題:Keeping Up with the Kardashians)」の中で司法試験に2度失敗したことを明かした。

約14年続いた人気リアリティ番組は6月10日の放送を持って終了した。

番組によると、カーダシアン氏は自分の法律事務所の開設を目指しており、資格の取得に向け猛勉強中だという。同氏は最終回の中で、「私は失敗しましたが、勉強や試験にストレスを感じることはありません」と語った。

カーダシアン氏は今年初めに受けた1回目の試験の結果が悪かったことに不満を表明したうえで、「私は将来のためにもっとうまくやらなければならない」と努力が足りなかったと認め、反省した。そして、6月後半に3度目の試験を受けると約束した。

関係者によると、カーダシアン氏は量刑と刑務所改革に焦点を当てた独自の法律事務所を開設したいと考えているという。

カーダシアン氏は昨年、クリスタル・ムニョス氏(麻薬共謀罪)、ジュディス・ネグロン氏(共謀罪他)、タイニス・ホール氏(麻薬共謀罪)に対する懲役刑の短縮を求め、ドナルド・トランプ前大統領のロビー活動などに参加した。トランプ前大統領はカーダシアン氏の功績を認め、女性受刑者3人に恩赦を与えた。

釈放された女性受刑者たちはいずれも幼い子供の母親だった。カーダシアン氏はアメリカの司法制度の問題点のひとつと信じられている初犯の犯罪者に対する長期刑と、少数民族が不当に扱われているという数多くの申し立てに懸念を示しており、制度の改正に向けた活動を行っている。

カーダシアン氏は現在、ラッパーのカニエ・ウェスト氏との離婚協議を続けていると伝えられている。夫妻は2014年にイタリアで式を挙げ、子供を4人授かった。

カーダシアン氏は最終回の中で、ウェスト氏との結婚は不幸だったと述べた。「私は完全な幸福を得たいと思っています。それを実現することは難しいですが、私は幸福を手に入れたい...」

「私は目的を達成するために一生懸命働いたと思っています...人々の期待に応え、当初の予想より10倍多くのことを達成しましたが、完全な幸福を手に入れることはまだできていません」

カーダシアン氏は今年、超富裕層に加わった。フォーブス紙によると、同氏の純資産は化粧品、衣料品、テレビ収入、投資などのおかげで10億ドルを超えたという。

現地メディアによると、カーダシアン家のお騒がせセレブライフは今年後半に特別版(2部構成)が放送される予定だという。チームカーダシアンは先日、Huluと新しいグローバルコンテンツ契約に署名したことを明かした。

2019年5月6日/ニューヨーク州のメトロポリタン美術館、カーダシアンファミリー(Charles Sykes/Invision/AP通信)
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