◎スペイシーさんは昨年11月、強制わいせつ罪3件、性的暴行罪3件、同意なしに性的行為を行わせた罪1件で追起訴された。
米俳優のケビン・スペイシー(Kevin Spacey)さんが13日、ロンドン地裁で行われた公判前整理手続きで証言し、7件の性犯罪について無罪を主張した。
スペイシーさんは昨年、強制わいせつ罪3件、性的暴行罪3件、同意なしに性的行為を行わせた罪1件で追起訴された。
検察によると、事件は2001年と2004年に起こったとされ、被害者は1人だという。
アカデミー賞を2度受賞しているスペイシーさんはロンドンの劇場で芸術監督を務めていた2004年から2015年の間に3人の男性に性的暴行を加えた容疑でも起訴されているが、こちらも無罪を主張している。
現地メディアによると、スペイシーさんはオンラインで証言したという。
裁判は6月6日に始まり、3~4週間続く予定。
米ニューヨーク州の裁判所は昨年10月、スペイシーさんに対する性的暴行の訴えを退けた。