▽120の消防・救助隊が航空機と消防ヘリを動員し、エルサレムとその周辺で消火活動に当たっている。
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イスラエル・エルサレム近郊で4月30日、山火事が発生し、少なくとも13人が負傷、数百人が避難を余儀なくされている。
地元テレビ局が報じた映像には、エルサレムからテルアビブに続く幹線道路沿いで山火事が拡大し、周囲に濃い煙が立ち込める中、人々が車を捨てて炎から逃げ惑う様子が映っていた。
ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相は声明で、「イタリアとクロアチアが消火活動を支援するために3機の消防飛行機を派遣する予定」と明らかにした。
イスラエル外務省は別の声明で、「ギリシャ、キプロス、ブルガリアにも支援を要請した」と発表した。
120の消防・救助隊が航空機と消防ヘリを動員し、エルサレムとその周辺で消火活動に当たっている。
警察によると、3地区の住民が避難を余儀なくされ、少なくとも13人が負傷したという。死者の報告はない。
出火原因は明らかになっていない。地元紙ハーレツは29日午後にエルサレム近郊の山林で煙が上がっているのが目撃されたと伝えている。