▽米国南部では山火事が多発。オクラホマ州で先週末に発生した山火事では400棟の以上の家屋が焼失し、少なくとも4人が死亡、140人以上が負傷した。
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米国南部のいくつかの州で山火事が発生し、警報と注意報が発令されている。
国立気象局(NWS)は21日、ニューメキシコ州やテキサス州北中部を含む広い範囲に山火事注意報と強風警報を発令。この地域の風速は20~25メートルに達する恐れがある。湿度は10%まで下がる見通しだ。
消防士はニューメキシコ州で少なくとも2つの山火事に対処している。死傷者の情報はない。
ミズーリ州の南半分とアーカンソー州の北半分にも山火事注意報が発令された。風速は15~20メートル、湿度は20~25%と予想されている。
アーカンソー州森林局によると、州全体で96件の山火事が鎮火、新たに4件の山火事が発生したという。
フロリダ州南東部にも引き続き山火事注意報が発令中。オーランドからスチュアートにかけては山火事警報と強風・乾燥注意報が出ている。
ウェストパームビーチからマイアミにかけても山火事の危険性が高まっている。フロリダ州のこれらの地域では湿度が20%程度まで下がる見通し。
フロリダ州の州間高速道路1号線はマイアミ・デイド郡で発生した山火事による視界不良のため、21日に両方向で通行止めとなった。
消防によると、21日午後の時点で南部全体の山火事件数は344件、全体の鎮火率は30%、焼失面積は100平方キロメートルとなっている。
米国南部では山火事が多発。オクラホマ州で先週末に発生した山火事では400棟の以上の家屋が焼失し、少なくとも4人が死亡、140人以上が負傷した。