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▽国立気象局(NWS)は4日、この週末から来週初めにかけて、北部と中部の広い範囲で気温が低下し、大雪になる恐れがあると警告した。
2025年1月2日/米アイオワ州デモインの通り(AP通信)

米国の広い範囲に冬の嵐が迫る中、複数の州が非常事態を宣言し、不要不急の外出を控えるよう促している。

国立気象局(NWS)は4日、この週末から来週初めにかけて、北部と中部の広い範囲で気温が低下し、大雪になる恐れがあると警告した。

4日午後の時点でダコタ州からデラウェア州まで、約6000万人が暴風雪警報の影響下にある。

冬の嵐は6日まで続き、カンザス州から東海岸の広い範囲で雪が降り、気温が氷点下になると予想されている。

ニューヨーク州北部の積雪量は1メートル近くに達した。

嵐は州間高速道路70号線に沿ってセントルイスまで続き、4日夜から5日にかけて大雪に見舞われる可能性がある。

5日までにはオハイオ渓谷から大西洋中部の都市が雪に覆われ、多くの高速道路が閉鎖される見通しだ。各州政府はスタッドレスタイヤとチェーンの着用を呼びかけている。

ネブラスカ州とカンザス州の高速道路は閉鎖された。カンザスシティ国際空港も積雪のため4日午後に運航を取りやめた。

カンザスシティ市長は声明で、「空港当局が滑走路に降り積もった雪を必死に取り除いている」と述べた。

送電線や配電線への着雪にも警戒する必要がある。各州の電力会社は顧客に対し、停電が予想されると警告している。

NWSは4日午後、ルイジアナ州、ミシシッピ州、アーカンソー州南部で竜巻や雹が降る可能性があると警告した。

バージニア州やケンタッキー州など、少なくとも3州が嵐の到来に先立ち、非常事態を宣言している。

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