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▽年末から続く大荒れの天気は6日になっても収まらず、標高300メートル以上の地域の積雪量は多いところで1メートルを超えた。
2025年1月6日/英イングランド北部、雪かきをする男性(AP通信)

イギリス全土で大荒れの天気が続き、消防が立ち往生した車や浸水した民家から数十人を救助した。

年末から続く大荒れの天気は6日になっても収まらず、標高300メートル以上の地域の積雪量は多いところで1メートルを超えた。各地で道路が封鎖され、複数の農村部が孤立状態に陥っている。

何百もの学校が大雪や暴風の影響で始業式を中止。電車はストップ、高速道路や主要道路が通行止めとなり、仕事始めを迎えた多くの人々が通勤を断念した。

気象台はイングランドとウェールズの160カ所以上で洪水が予想されると警告。いくつかの鉄道路線は洪水で線路が浮いたり、樹木が線路上に倒れたと報告している。

イングランド中部ミッドランズ地方の2州では水路が決壊、道路が川と化し、複数の車が水没。何百件もの救助要請が消防と警察に寄せられた。死傷者の情報はない。

南東部ケント州でも洪水が発生し、複数の家屋が浸水したと伝えられている。

イングランド北部の丘陵地帯とスコットランドの一部では休校を祝う多くの子供たちが雪だるまを作ったり、雪合戦を楽しんだ。

気象台によると、7日も多くの地域で気温が氷点下まで下がる見通し。路面の状況に注意するよう呼びかけている。

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