◎ウガンダを含む東アフリカ諸国の一部地域では3月末頃から雨が降り続いている。
赤十字国際委員会(ICRC)は3日、東アフリカ・ウガンダ南西部の地区で大雨による土砂崩れが発生し、少なくとも8人が死亡したと明らかにした。
ウガンダ赤十字社(URC)によると、土砂崩れは南西部のキソロ地区郊外で3日に発生。地元住民とNGO職員などが救助活動に当たり、8人の遺体を収容した。
URCは声明で、「亡くなった8人のうち6人は家族だった」と述べている。
キソロ地区の自治体関係者はAFP通信の取材に対し、「数日前からの大雨で地盤が緩み、複数箇所で土砂崩れが発生したようだ」と語った。
被害の全容は明らかになっていない。
URCによると、民家少なくとも数十戸が土砂崩れに巻き込まれ、犠牲者の数はさらに増える可能性が高いという。
ウガンダを含む東アフリカ諸国の一部地域では3月末頃から雨が降り続いている。
ルワンダの西部と北部で2~3日にかけて発生した洪水では少なくとも129人が死亡、数百人が行方不明になっている。