台風4号が台湾南部に上陸、2人死亡、330人負傷、停電も
4号は6日の夜遅くに南西海岸に上陸し、台湾海峡方面へ北上中。勢力を弱め、今週後半に中国東部へ上陸する見込みだ。
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台風4具(ダナス)が7日未明、台湾の広い範囲に暴風雨をもたらし、2人が死亡、330人以上が負傷した。当局が明らかにした。
4号は6日の夜遅くに南西海岸に上陸し、台湾海峡方面へ北上中。勢力を弱め、今週後半に中国東部へ上陸する見込みだ。
頼清徳(Lai Ching-te)総統はフェイスブックへの投稿で、「この台風の進路は珍しく、台湾全土で風雨が強まっている」と述べ、市民に備えを呼びかけた。
政府のデータによると、7日午前の時点で50万戸以上が停電し、300便を超える国内・国際便が欠航になった。
南北高速鉄道も運行時間を短縮した。
消防庁は運転中に倒木に巻き込まれて1人が死亡、停電により人工呼吸器が故障し、もう1人が亡くなったと明らかにした。
地元テレビ局は複数の自治体で建物被害や電柱の倒壊、倒木などが確認されたと伝えている。