◎米国立ハリケーンセンター (NHC)は14日、ホンジュラスを含む中央アメリカの一部地域で大雨による洪水や土砂崩れのリスクが高まっていると警告した。
熱帯低気圧サラ(Sara)がカリブ海で勢力を強め、ホンジュラスに大雨をもたらしている。死傷者の情報はない。
米国立ハリケーンセンター (NHC)は14日、ホンジュラスを含む中央アメリカの一部地域で大雨による洪水や土砂崩れのリスクが高まっていると警告した。
それによると、サラは14日午後の時点でホンジュラスとニカラグアの東海岸の国境から北北西に約105キロの地点にある。
最大風速は20メートルほど。時速15キロで西に移動している。
サラは週末までホンジュラスの海岸付近にとどまり、蛇行したのち、週明けに北上する見通し。
ハリケーンにまで勢力を強める可能性は低く、わずかに勢いを増しながらベリーズの海岸に近づくと予想されている。
NHCはベリーズ、エルサルバドル、グアテマラ東部、ニカラグア西部で大雨を予想している。
メキシコの気象台も14日、サラが沿岸のリゾート地を含むユカタン半島の広い範囲に大雨をもたらす可能性があると警告した。
<ハリケーンの勢力>
▽カテゴリー1:風速 33~44(m/s)
▽カテゴリー2:風速 43~49(m/s)
▽カテゴリー3:風速 50~58(m/s)
▽カテゴリー4:風速 58~70(m/s)
▽カテゴリー5:風速 70~(m/s)