メキシコ西部沖で熱帯低気圧プリシラ発生、一部地域に注意報
米国とカリブ諸国におけるハリケーンシーズンは、毎年6月1日から11月30日までと定められている。
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米国立ハリケーンセンター(NHC)は4日、メキシコ西部沖の太平洋で熱帯低気圧プリシラが発生したと発表した。
それによると、プリシラの最大風速は20メートル、コリマ州の南西約455キロメートルに位置し、時速6キロの速さで北西に進んでいる。
メキシコ南西部沿岸の一部地域に波浪注意報が発令され、5日から6日にかけて同地域で大荒れの天気になる可能性がある。
プリシラは5日夜から6日未明にかけてハリケーンに発達し、その後数日間は概ね沿岸と平行に移動すると予測されている。
<ハリケーンの勢力>
▽カテゴリー1:風速 33~44(m/s)
▽カテゴリー2:風速 43~49(m/s)
▽カテゴリー3:風速 50~58(m/s)
▽カテゴリー4:風速 58~70(m/s)
▽カテゴリー5:風速 70~(m/s)
太平洋では別の熱帯低気圧オクターブも発生。これは沿岸から遠く離れた海域を蛇行し、陸地に接近する可能性は低く、注意報も発令されていない。
米国とカリブ諸国におけるハリケーンシーズンは、毎年6月1日から11月30日までと定められている。この期間は大西洋の海水温が高まり、熱帯低気圧が発生しやすくなるため、特に8月から10月にかけて活動が最も活発になる。