◎プエルトリコ、バージン諸島、英領バージン諸島、リーワード諸島に暴風雨警報が出ている。
米領プエルトリコのビーチ(Getty Images)

新たな熱帯低気圧がカリブ海で形成され、領プエルトリコとバージン諸島に到達する前に勢力を強める可能性がある。

米国立ハリケーン・センター(NHC)は12日、「熱帯低気圧エルネスト」は今後数日で勢力を強める可能性があると警告した。

プエルトリコ、バージン諸島、英領バージン諸島、リーワード諸島に暴風雨警報が出ている。

米国立気象局(NWS)によると、プエルトリコの雨量は13日夜から14日にかけて250ミリに達し、最大1メートルの高潮が発生する可能性がある。

エルネストは週の半ばまでにカリブ海から大西洋に移動し、ハリケーンへと勢力を強めると予想されている。

エルネストは16日深夜から17日朝にかけて、カテゴリー2の勢力でバミューダ諸島に接近する見通し。

<ハリケーンの勢力>
▽カテゴリー1:風速 33~44(m/s)
▽カテゴリー2:風速 43~49(m/s)
▽カテゴリー3:風速 50~58(m/s)
▽カテゴリー4:風速 58~70(m/s)
▽カテゴリー5:風速 70~(m/s)

NWSによると、エルネストは週末から来週にかけて東海岸に荒波をもたらすと予想されているが、本土に上陸する可能性は低い。

カリブ海のハリケーンシーズンは6~11月中頃まで続く。

スポンサーリンク