熱帯低気圧ダリラ、メキシコ南西部沖を移動中、広い範囲に大雨警報

ダリラは13日午後の時点で南部ゲレロ州の南方約300キロに位置している。
2025年6月13日/米海洋大気庁(NOAA)が公開した衛星画像、メキシコ南西部で発生した熱帯低気圧ダリラ(NOAA/AP通信)

米国立ハリケーンセンター(NHC)は13日、メキシコ南西部沖で熱帯低気圧ダリラが発生したと報告した。

ダリラは13日午後の時点で南部ゲレロ州の南方約300キロに位置している。

13日午後時点の最大風速は20メートル、北西に時速20キロメートルの速さで移動している。

気象台によると、ダリラは14日から15日にかけてゲリラ州、ミチョアカン州、コリマ州の一部地域に大雨をもたらす可能性がある。

一部地域の雨量は200ミリに達すると予想されている。

気象台は首都メキシコシティ西岸の一部地域を含む広い範囲に大雨警報や注意報などを発令中だ。

NHCはダリラが沿岸沿いに移動するが、沿岸から離れた位置で停滞すると予想している。

<ハリケーンの勢力>
▽カテゴリー1:風速 33~44(m/s)
▽カテゴリー2:風速 43~49(m/s)
▽カテゴリー3:風速 50~58(m/s)
▽カテゴリー4:風速 58~70(m/s)
▽カテゴリー5:風速 70~(m/s)

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