熱帯低気圧バーバラ、メキシコ沖で勢力強める
メキシコのゲレロ州、ミチョアカン州、ハリスコ州の一部地域では9日までに50~100ミリの強い雨が予想されている。
が公開した衛星画像、メキシコ沖で発生した熱帯低気圧(NOAA/AP通信).jpg)
メキシコ南西部沖で発生した熱帯低気圧が勢力を強め、カテゴリー1のハリケーンになる見込みである。
米国立ハリケーンセンター (NHC)は8日、熱帯低気圧バーバラがメキシコ南部ゲレロ州の南西約325キロメートル地点で勢力を強め、今夜中にハリケーンになる可能性があると発表した。
8日正午時点の最大風速は25メートル、西北西に時速19キロメートルの速度で移動している。
警報や注意報は発令されていない。
<ハリケーンの勢力>
▽カテゴリー1:風速 33~44(m/s)
▽カテゴリー2:風速 43~49(m/s)
▽カテゴリー3:風速 50~58(m/s)
▽カテゴリー4:風速 58~70(m/s)
▽カテゴリー5:風速 70~(m/s)
気象台によると、バーバラは今後2日間西北西へ進み、10日までに西へ進路を変える見込み。
メキシコのゲレロ州、ミチョアカン州、ハリスコ州の一部地域では9日までに50~100ミリの強い雨が予想されている。
NHCはメキシコ南西部沿岸の一部地域で荒れた天気となり、高潮や離岸流が発生する可能性があると警告している。