▽救助隊は首都リュブリャナの北方に位置するアルプス山脈の渓谷で男性の遺体を発見した。
2024年12月24日/ボスニア・ヘルツェゴビナ、首都サラエボの通り(AP通信)

スロベニアの山岳救助隊は26日、先週アルプスで遭難したハンガリー人スキーヤーの遺体を発見したと明らかにした。

それによると、救助隊は首都リュブリャナの北方に位置するアルプス山脈の渓谷で男性の遺体を発見したという。

救助隊はフェイスブックへの投稿で、「レスキュー隊と警察の合同部隊は現場にヘリコプターで接近し、ロープで渓谷に降下した」と明らかにした。

ハンガリー国籍の男女は22日、アルプス山脈の標高約1700メートル地点を移動中、吹雪に巻きれ遭難した。

救助隊は23日に女性を救助し、安全な場所に移したが、男性の行方は分からず、強風のためヘリコプターも飛ばすことができなかった。

女性によると、男性は数十メートル滑落し、足を骨折したという。

警察は2人の身元を明らかにしていない。

この吹雪により、ボスニア・ヘルツェゴビナ、クロアチア、セルビアなどで停電が発生。数万人が影響を受け、多くの主要幹線道路が寸断された。

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