◎北部地域の23日の最高気温は43度、バンコクも40度まで上昇すると予想されている。
タイのビーチリゾート(Getty Images)

タイの気象庁は22日、首都バンコクを含む広い範囲で猛烈な暑さが続くとして、市民に外出を控えるよう警告した。

北部地域の23日の最高気温は43度、バンコクも40度まで上昇すると予想されている。

中部ペッチャブーン県の22日の最高気温は42.5度を記録。その他の地域も40度前後まで上昇した。

バンコクの野外政治集会に参加した男性はAP通信の取材に対し、「尋常じゃない暑さだ」と語った。「集会は屋内ですべきです!」

気象庁によると、少なくとも来週までは高温状態が続き、熱中症、ゲリラ豪雨、突風に注意が必要だという。

バンコクの南に位置するサムットプラカーン県では交通整理をしていた警察官が倒れ、その後、心筋梗塞で死亡した。

東部チョンブリ県のある観測点では53.8度を記録したと伝えられている。

あるツイッターユーザーは南部のリゾート地プーケットの温度計が54度を指したと書き込んでいる。

バンコクのショッピングモールで開かれた政治集会には2000人ほどが参加した。同国では来月、総選挙が行われる。

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