▽NWSはイダルゴ郡の複数の地区に何度も洪水警報を出し、市民に不要不急の外出を控え、必要に応じて高台に避難するよう呼びかけていた。
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米南部テキサス州の一部地域で大雨による洪水が発生し、少なくとも3人が死亡、数十人が救助された。地元当局が28日、明らかにした。
それによると、メキシコ国境に近い南部イダルゴ郡の被害が特に深刻で、当局が非常事態を宣言。消防によると、同郡内で3人の死亡が確認されたという。死因は明らかになっていない。
国立気象局(NWS)は最大都市マッカレンを含むイダルゴ郡の広い範囲に大雨警報を発令していた。
ABCニュースによると、イダルゴ郡保安官事務所が亡くなった3人の詳細を公表する予定だという。
テキサス州南部では27日夜から28日の朝まで大雨となり、多くの道路が冠水。報道によると、数十台の車が身動きが取れなくなったという。
マッカレンの天気は26日から荒れ始め、27日夕方に大雨となり、その後、雨は28日午後まで続いた。
NWSはイダルゴ郡の複数の地区に何度も洪水警報を出し、市民に不要不急の外出を控え、必要に応じて高台に避難するよう呼びかけていた。
NWSによると、イダルゴ郡の24時間雨量は多いところで350ミリを超えたという。マッカレンは150ミリ、ハーリンジェンのバレー国際空港の雨量は350ミリに達した。
州間高速道路2号線では数台の車が立ち往生。消防と警察が数十人を救助した。