フィリピンに台風26号上陸、2人死亡、100万人避難、25号の傷癒えぬ中
26号は9日夜、北東部沿岸のアウロラ州に上陸した。気象台は50メートルを超える暴風が吹き荒れる恐れがあると警告している。
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当局によると、東部2州で2人の死亡が確認され、100万人以上が避難を余儀なくされているという。
26号は9日夜、北東部沿岸のアウロラ州に上陸した。気象台は50メートルを超える暴風が吹き荒れる恐れがあると警告している。
当局によると、東部カタンデュアネス州では1人で死亡。東部サマール州では女性に瓦礫が直撃し、死亡が確認された。
フィリピンは台風25号で甚大な被害を受けたばかりであり、中部地方で行方不明者の捜索が続いている。
フィリピン国家災害リスク軽減・管理協議会(NDRRMC)によると、台風25号の死者は9日午前の時点で224人、依然として109人が行方不明とのこと。
当局は26号接近に伴い、行方不明者の捜索を一時中断した。
ベトナムでも25号により少なくとも5人が死亡している。
今年フィリピンに被害をもたらした台風はこれで20個目。ミンダナオ島沖では10月10日にマグニチュード7.4の地震が発生し、80人以上が死亡、13万棟以上の家屋が被害を受けた。
中部セブ島の沖合では9月30日にM6.9の地震が発生。少なくとも79人が死亡し、数千人が避難を余儀なくされた。
