◎被害の全容は明らかになっておらず、自治体が調査している。
スリランカの首都コロンボとラトゥナプラ県で大雨による洪水と土砂崩れが発生し、少なくとも10人が死亡、6人が行方不明になっている。現地メディアが3日に報じた。
それによると、複数の地域で道路が冠水し、5000人以上が避難を余儀なくされたという。
被害の全容は明らかになっておらず、自治体が調査している。
中央政府の防災センターによると、コロンボとラトゥナプラ県で2日に6人の死亡が確認されたという。
翌日、コロンボの遠隔地で土砂崩れが発生し、3人が死亡。ラトゥナプラ県で倒木により1人が死亡した。
警察と消防によると、現時点で把握できている行方不明者は6人。その数は増える可能性があるという。
3日までに5000人以上が自治体の避難所などに移り、400棟以上の家屋が損壊した。
中央政府は食料やその他物資を被災地に運び込むため、陸軍と海軍を現地に派遣した。
スリランカは先月中旬以来、季節性の豪雨に悩まされている。