◎数十の小中高が浸水し、その多くで授業再開の目途が立っていない。
2024年5月10日/ソマリア中部、避難する人々(Getty Images)

東アフリカ・ソマリア中部の広い範囲が大雨による洪水に見舞われ、3万7000人以上の学生が授業を受けられずにいる。現地メディアが28日に報じた。

それによると、数十の小中高が浸水し、その多くで授業再開の目途が立っていないという。

多くの保護者が来月予定されている全国共通テストの成績に影響が出ると心配しているようだ。

AFP通信の取材に応じた女性教師は、「教室は水浸しになり、教材を失った生徒もいる。ほとんどの生徒が家族と一緒に遠く離れた場所に避難しているため、呼び戻して授業を再開するのは難しい」と語った。

被災した学生の保護者は中央政府に支援を求めている。

首都モガディシオに避難した保護者は地元テレビ局に、「娘は学校に戻りたがっているが、家が流されてしまい、戻ることは難しい。娘の学校は文科省に子供の学ぶ権利を守るよう求めている」と述べた。

ソマリア政府は昨年、同様の洪水によって共通テストの日程が乱れたため、特別試験を実施した。地元メディアによると、文科省は被災した学生への支援を検討しているという。

ソマリアの隣国ケニアでも3月中旬から広い範囲で大雨となり、200人以上が死亡している。

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