南ヨーロッパに熱波襲来、各地で40度超え、山火事も

28日と29日にはイタリア、ギリシャ、スペイン、ポルトガルで激しい熱波が観測され、地元住民と多くの観光客が日陰に避難した。
スペイン、バルセロナ、頭を冷やす女性(Getty Images)

ヨーロッパに強烈な熱波が押し寄せ、イタリア、スペイン、ギリシャなどでは気温が40度を超える状況が続いている。

各国の気象台は高温と乾燥により、山火事のリスクが劇的に高まっていると警告し、様々な警報を出している。

28日と29日にはイタリア、ギリシャ、スペイン、ポルトガルで激しい熱波が観測され、地元住民と多くの観光客が日陰に避難した。

ポルトガルでは国土の3分の2に高温警報が発令。首都リスボンの29日の気温は42度を超える見込みである。

イタリア当局はローマ、ミラノ、ナポリなどの観光地を含む21都市に警報を出し、不要不急の外出を控えるよう呼びかけた。

ギリシャでは首都アテネ近郊で山火事が延焼中。建物被害も報告されている。

ギリシャの消防局は29日、130人の消防士、12機の放水機、12機のヘリコプターが消火活動に当たっていると明らかにした。

スペインでは地元住民と観光客が必死に涼しさを保とうとした、気象台は今後数日間、各地で最高気温が40度を超えると予想している。

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