米国南部で暴風雨、竜巻発生の恐れあり、気象台が警告
国立気象局(NWS)や各州の管理当局は対象地域の市民に対し、最新の気象情報と警報に注意するよう強く促している。
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米国南部では14日から15日にかけて、発達した強力な低気圧と前線の影響で悪天候が予想されている。テキサス州からミシシッピ州にかけての広い範囲で強風や大雨、そして一部地域では竜巻発生の可能性があると気象当局が警戒を呼びかけている。
これはロッキー山脈から東へ進む強い低気圧であり、14日朝にはテキサス州内陸部に嵐の兆候が現れた。特にダラス周辺では午前中から激しい雨と強風が観測され、午後から夜にかけてはヒューストン周辺でも猛烈な風雨が広がる見込みだ。局地的な竜巻の発生や急激な雨量増加による浸水の恐れがあり、住民には十分な注意が求められている。
気象台によると、ニューオーリンズ(ルイジアナ州)やジャクソン(ミシシッピ州)といったメキシコ湾岸近くの都市でも、14日深夜から15日未明にかけて嵐が通過する可能性が高いという。これらの地域では暴風や激しい降雨、そして竜巻が発生する可能性がある。
アラバマ州中部のバーミングハムやモンゴメリーでも15日早朝にかけて風雨が強まり、その後ジョージア州アトランタを含む南東部へと嵐が移動する見込みだ。さらにはフロリダ北西部やパナマシティ、テネシー州方面にも悪天候の影響が及ぶ可能性があるとしている。
今回の低気圧は単に強風や竜巻のリスクだけでなく、広範囲にわたって大雨をもたらすとみられ、テキサス州東部からメンフィス(テネシー州)に至る地域では短時間に激しい雨が降り、局地的な洪水被害の危険性も指摘されている。特に地表が乾燥していた地域では、強い雨が流入する地点で急な水位上昇が懸念される。
国立気象局(NWS)や各州の管理当局は対象地域の市民に対し、最新の気象情報と警報に注意するよう強く促している。竜巻や洪水警報が発令された場合には建物の頑丈な室内や地下など、安全な場所に避難することが推奨されている。また、車両での移動中に道路が冠水している場合は無理に進まず、速やかに安全な位置へ退避するよう注意喚起している。
今回の悪天候は冬から春に移り変わるこの時期にみられる典型的な気象パターンである。メキシコ湾から湿った暖気が北上し、寒気とぶつかることで不安定な大気が形成され、これが強い雷雨や竜巻発生の条件を高めているという。専門家はこの種の天候は特に南部および南東部の広い地域で例年2月頃に見られる現象であると説明している。
住民・旅行者は今後の気象アップデートに注意し、災害に備えた行動を取ることが求められている。
