インド・ダージリン豪雨、24人死亡、行方不明者の捜索続く
被害の全容は明らかになっていない。
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インド東部・西ベンガル州ダージリンの郊外で発生した土砂崩れについて、地元当局は6日、これまでに24人の死亡を確認し、行方不明者の捜索を続けていると明らかにした。
この地域では4日から広い範囲で大雨となり、洪水や土砂崩れが発生。道路に土砂が流れ込むなどして、複数の集落が孤立状態になっている。
ベンガル州首相は声明で、「軍と災害対応部隊のメンバーからなるチームが、瓦礫の下に閉じ込められている人々の捜索を続けている」と述べた。
地元テレビ局は10数人が行方不明と報じている。
ソーシャルメディアで共有された動画には、救助隊がブルドーザーで瓦礫を除去する様子が映っていた。
被害の全容は明らかになっていない。
地元メディアによると、ダージリン市内で少なくとも2つの鉄橋が流され、数百人の観光客が足止めされているという。
気象台は7日まで不安定な天気が続くとして、市民に対し、斜面や河川に近づかないよう呼びかけている。
隣国ネパールでも4~5日にかけての大雨による洪水と土砂崩れで少なくとも44人が死亡。国家防災管理庁(NDRRMA)が行方不明者の捜索を続けている。