SHARE:

超大型の台風18号、フィリピン北部に接近中、政府が警戒呼びかけ

18号の中心気圧は22日午前の時点で925hpa、最大風速は50メートル、時速20キロで西方に進んでいる。
2025年9月21日/フィリピン、北部ルソン島(Getty Images/AFP通信)

超大型の台風18号(ラガサ)がフィリピン北部ルソン島に接近している。

フィリピン政府は22日、18号接近に伴い、首都圏マニラを含む広い範囲に影響が出る可能性があるとして、市民に最大級の警戒を呼びかけた。

18号の中心気圧は22日午前の時点で925hpa、最大風速は50メートル、時速20キロで西方に進んでいる。22日午後6時時点で905hpaとなり、猛烈な勢力になると予想されている。

気象当局は広い範囲に台風警報を発令。低地や沿岸地域の住民に対し、高潮や洪水に備え避難するよう呼びかけた。

18号はルソン島に接近または上陸した後、ルソン海峡を横断すると予測されている。

台湾南部でも豪雨が予想される。台湾当局は22日、南部と東部地域に複数の警報を発令。航空各社も影響が出るとみられる地域の欠航を決めている。

18号はその後、中国南部沿岸へ向かう途中で香港に接近すると予測されている。

香港のメディアによると、政府は市民に対し、過去数年で最も強い台風の接近に備えるよう要請。空港を36時間閉鎖する可能性を検討している。

この記事が気に入ったら
フォローしよう
最新情報をお届けします