◎パプアニューギニアはインドネシアの東、オーストラリアの北に位置し、環太平洋プレートの影響を強く受けている。
パプアニューギニア当局は3日、遠隔地で発生したマグニチュード7.0の地震の被害状況を調査していると発表した。
米地質調査所(USGS)によると、地震は3日の午前4時頃(現地時間)に発生。震源は北海岸の東セピック州にある湖。地震の規模を示すマグニチュードは7.0。震源の深さは62km。
救助当局の広報担当はAP通信の取材に対し、「いくつかの建物が被害を受けたという報告が入っている」と語った。
それによると、この地域の住民は狩猟や漁業で自給自足生活を送り、電話などの連絡手段を持っていないという。
広報担当は「この地域は遠隔地であり、被害の程度を把握するには数日かかる可能性がある」と述べた。
地元のラジオ局によると、東セピック州以外の地域でも揺れが感じられたという。今のところ死者は確認されていない。
パプアニューギニアはインドネシアの東、オーストラリアの北に位置し、環太平洋プレートの影響を強く受けている。
昨年9月に遠隔地で発生したM7.6の地震ではその後の調査で21人が死亡したことが判明した。