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▽5日午後の時点で全米の少なくとも1510便が欠航となり、6日の836便も欠航を決めている。
2025年1月5日/米ケンタッキー州ルイビル、雪かきをする消防士たち(AP通信)

米国の広い範囲で大雪となる中、3つの州に暴風雪警報が発令された。

国立気象局(NWS)によると、5日午後の時点でダコタ州からデラウェア州までの18州で、約6000万人が大雪の影響を受けている。嵐は6日まで続き、カンザス州から東海岸まで広がると予想されている。

6日朝までにはセントルイスやワシントンDCからペンシルベニア、デラウェア、ニュージャージーなどでも大雪になる可能性がある。ニューヨーク市でも6日朝には小雪が舞うかもしれない。

ノースカロライナ州は雷雨となり、一部地域でこぶし大の雹が降った。この前線は6日朝にジョージア州に移動すると予想されている。

カンザス州、ネブラスカ州、ミズーリ州では5日、暴風雪警報が発令された。暴風警報は大西洋から中部のほぼ全域に出ている。

ワシントン州とボルチモアで20~30センチの積雪が予想されている。

メリーランド州東部とウェストバージニア州の山間部では最大40センチの雪が積もるかもしれない。

シンシナティを含むオハイオ州南部でも30センチの積雪が予想される。ピッツバーグ、フィラデルフィア、ニュージャージー南部も大雪になる可能性が高い。

ニューヨーク州北部の積雪量は1メートルを超え、5~6日にかけてさらなる降雪が予想される。

5日午後の時点で全米の少なくとも1510便が欠航となり、6日の836便も欠航を決めている。航空各社は利用客に対し、ホームページなどで最新の運航状況を確認するよう求めている。

送電線や配電線への着雪にも警戒する必要がある。各州の電力会社は顧客に対し、週末から6日にかけて停電が予想されると警告している。

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