◎南米の太平洋沿岸地域では地震が相次いでいる。
米地質調査所(USGS)は22日、アルゼンチン北西部でマグニチュード6.5の強い地震が発生したと報告した。
それによると、地震は22日の午後1時(現地時間)に発生。震源は北西部フフイ州のペルーとボリビアの国境近く。地震の規模を示すマグニチュードは6.5。震源の深さは210km。
地元メディアはチリ北部でも強い揺れが感じられたと報じている。
フフイ州の市民はソーシャルメディアに多くのコメントを寄せている。あるツイッターユーザーは「スマートフォンに地震を知らせる通知が届き、屋外に飛び出した」と投稿した。
アルゼンチンの地震観測所は声明で、「フフイ州などで棚がガタガタと揺れるレベルの揺れを確認した」と述べている。
地元メディアによると、負傷者は報告されていないという。
フフイ州政府は公式ホームページに声明を投稿。市民に被害を確認した場合は警察に通報するよう呼びかけた。
南米の太平洋沿岸地域では地震が相次いでいる。エクアドルで18日に発生したマグニチュード6.8の地震では少なくとも18人が死亡、450人近くが負傷した。