インド北部で土砂崩れ、4人死亡、行方不明者多数
事故はヒマラヤ山脈に近い同州郊外の地区で発生。山岳地帯で発生した土砂が住宅地に流れ込み、ホテルを含む多くの建物が巻き込まれた。
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インド北部ウッタラカンド州で大雨による洪水が発生し、少なくとも4人が死亡、大勢が行方不明になっている。地元当局が5日、明らかにした。
それによると、事故はヒマラヤ山脈に近い同州郊外の地区で発生。山岳地帯で発生した土砂が住宅地に流れ込み、ホテルを含む多くの建物が巻き込まれた。
軍と警察が行方不明者を捜索している。州政府は声明で、「約10軒のホテルが流され、複数の店舗が全壊した」と述べた。
地元テレビ局が報じた映像には山から流れ下る土砂が複数の建物を押し流す様子が映っていた。
インド国家防災庁(NDMA)は救助隊が遠隔地へのアクセスに苦慮する中、連邦政府に対し、救助と救援活動支援のため、3機のヘリコプターを要請したと発表した。
気象庁は今後数日間、同地域でさらに激しい雨が降ると予報している。
州政府は土砂崩れが発生した地区を複数の地域の学校に閉鎖を命じた。