米ニューヨーク市で大雨、2人死亡、浸水被害相次ぐ、欠航も

この大雨により、ニューヨーク州の2空港で遅延や欠航が発生。現地メディアによると、全国で1000便以上が欠航した。

米ニューヨーク市の一部地域で大雨により道路が冠水し、地下室が水没するなどして少なくとも2人が死亡した。警察が30日、明らかにした。

それによると、ブルックリン地区の住宅地下で39歳男性が意識不明の状態で見つかり、その後死亡が確認されたという。

マンハッタン北部では43歳の男性が地下室のボイラーで死亡、溺死とみられる。

国立気象局（NWS）によると、セントラルパークの1時間雨量は50ミリ近くに達したという。

その他の地区でも短時間でまとまった雨が降り、あっという間に道路が冠水した。

ラガーディア空港でも50ミリの雨が降った。

X（旧ツイッター）で共有された市内で撮影されたとみられる動画には、ボンネットまで水に浸かった10数台の車が映っていた。

この大雨により、ニューヨーク州の2空港で遅延や欠航が発生。現地メディアによると、全国で1000便以上が欠航した。

地下鉄駅も浸水し、数万人が影響を受けた。