◎ドイツ通信社(dpa)によると、今回の寒波はここ数年で最大規模になると予想されている。
ドイツ南部バイエルン州のミュンヘン空港が凍てつく寒波に見舞われ、フライトに影響が出た。現地メディアが5日に報じた。
それによると、ミュンヘン空港は5日午前6時~正午までの全てのフライトをキャンセルしたという。
フライト再開後、最初に到着したのはニューヨーク発のルフトハンザ便であった。
ルフトハンザ社は4日夜にミュンヘン空港便の欠航を発表していた。
ミュンヘン空港の欠航・遅延は他の空港にも影響を与えている。ドイツ連邦航空局(LBA)はこの事態について、「空港当局と連絡を取り合っている」と声明を出した。
ミュンヘン空港は公式ホームページに声明を投稿。「正午以降の便も悪天候の影響を受ける可能性があるため、最新の運行状況を確認してほしい」と利用者に呼びかけた。
ドイツ通信社(dpa)によると、今回の寒波はここ数年で最大規模になると予想されている。
東部ザクセン州では峠を走っていたスクールバスが事故を起こし、小学生1人が死亡、少なくとも10人が病院に搬送された。バスの運転手を含む大人2人も重傷を負った。
dpaによると、このバスはチェコ国境近くの峠でスリップし、街路樹に正面衝突したという。