◎クリュチェフスカヤ山はロシアで最も活発な活火山のひとつで、6月にも溶岩を噴出した。
ロシア東部カムチャッカ半島にあるユーラシア大陸最高峰の火山クリュチェフスカヤ山(標高4750メートル)が噴火し、同半島の2つの町が影響を受けた。地元当局が1日、明らかにした。
それによると、クリュチェフスカヤ山の噴煙は高度1万3000メートルに達したという。
負傷者の報告はない。当局は予防措置として、クリュチェフスカヤ山から50キロほど離れた2つの町の学校に休校を命じた。
それぞれの町の人口は約5000人と伝えられている。
クリュチェフスカヤ山はロシアで最も活発な活火山のひとつで、6月にも溶岩を噴出した。
カムチャツカ半島は首都モスクワの東方6700キロに位置し、多くの活火山、休火山、間欠泉や地熱泉があることで知られている。