◎これまでに推定600㎢が焼失し、消防と警察による捜索の結果、14人の遺体が発見された。
カザフスタン当局は10日、北東部の森林地帯で山火事が発生し、これまでに14人が死亡したと明らかにした。
大統領府の報道官によると、この2日間で300人以上が避難を余儀なくされたものの、火災の多くは制御下にあるという。
また報道官はこれまでに推定600㎢が焼失し、消防と警察による捜索の結果、14人の遺体が発見されたと述べた。
国営テレビによると、トカエフ(Kassym-Jomart Tokayev)大統領は10日、緊急事態相を解任し、関係機関に必要な措置を取るよう命じたという。
国防省と非常事態省を中心に1000人以上が消火・支援活動に当たっているようだ。
国営テレビは関係者の話しとして、「8日の落雷が火元とみられる」と報じた。
ロシアのプーチン(Vladimir Putin)大統領は10日、トカエフ氏に宛てた書簡で哀悼の意を表した。